新築注文住宅の費用内訳や利用できる制度は?予算の決め方や注意点なども解説

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新築注文住宅を建てる際は、返済計画を踏まえた予算を考え、資金計画を立てることが大切です。そうしなければ、予算オーバーになる確率が高く、返済が始まると、生活が苦しくなってしまいます。

そのためにも、新築注文住宅の費用内訳や予算の決め方を知っておくことが大切です。

また、新築注文住宅を建てる際に利用できる補助金や減税制度もあります。これらを活用することで、お得にマイホームを建てられます。

本記事では新築注文住宅の費用内訳、予算の決め方、注意点などについて解説していきます。あわせて、建てる際に利用したい補助金制度も紹介するので、これから家づくりを考えている方は参考にしてみるといいでしょう。

また、以下の記事では船橋市でおすすめの住宅メーカーを紹介しますので、会社選びでお悩みの方はぜひ一度お読みになってみてください。

目次

新築注文住宅にはフルオーダーとセミオーダーの2種類

新築注文住宅といっても、フルオーダー住宅とセミオーダー住宅の2種類があります。

フルオーダー住宅は、設計に関わるすべてのことを選ぶことが可能です。自由度は高いですが、建築知識が求められます。

加えて、フルオーダー住宅の場合、打ち合わせや工期など時間と手間がかかります。しかし、自分で自由に選べるため、オリジナルデザインに仕上げられるのはフルオーダー住宅のメリットです。

対してセミオーダー住宅は、プロが設計し、規格化したものから選んで設計していきます。これがフルオーダー住宅との違いです。

フルオーダー住宅は建築知識や多くの資金が必要であるため、注文住宅では、セミオーダーを選ぶ人の方が多いのが実際です。

【予算別】新築注文住宅の特徴

注文住宅の特徴は建築費用にかけられる予算によって異なります。予算別の特徴を押さえておくことで、理想の家づくりをするためにはどれくらい予算が必要なのかの判別ができます。下記で、1,000万円から4,000万円までの新築注文住宅の特徴を紹介します。

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予算特徴おすすめの人
1,000万円台・コストを抑えたシンプルな形状
・すっきりとした外観
・最低限の性能を備えた住宅設備
・工期が短い
・凹凸の少ない長方形や正方形のシンプルな住宅
・費用を抑えたい人
・工期を短くしたい人
・立地を重視する人
・シンプルなデザインが好みの人
2,000万円台・1,000万円台よりもこだわった住宅が建てられる
・部分的にグレードアップできる
・部分的に住宅性能を上げたい人
・内装にこだわりたい人
・立地と建物のバランスが取れた住宅を建てたい人
3,000万円台・平均以上の設備を備えられる
・こだわりを詰められる
・土地に合わせて家の形状を変えられる
・住宅設備のほとんどをグレードアップできる
・住み心地やデザインにこだわりたい人
・平均以上の住宅設備を設置したい人
・家にこだわりが強い人
4,000万円台・こだわりを詰め込められる
・多くのプランが実現可能
・予算を気にせずプランニングできる
・家に対するこだわりが強い人
・予算を気にせず、プランニングしたい人

建築費用の平均は3,000万円台です。平均的なグレードと広さの家を建てられるだけでなく、設備や建築資材のグレードアップなど、好きなデザインや間取り、住宅設備を導入できます。

自分たちがどこを重視するのか、予算内でできること、できないことを加味しながら、話し合い、資金計画を立てましょう。その際、建てた後の返済について考えるのも忘れないよう注意してください。

新築注文住宅の費用内訳

新築注文住宅を建てる際の費用内訳は、大きく『土地代・建築費用・諸費用』の3つに分けられます。それぞれの費用内訳を下記で紹介していきます。

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費用詳細
土地代・手付金(物件価格の5~10%)
・購入物件の残代金
・購入諸費用(印紙税や仲介手数料など/総額の6~10%)
建築費・工事契約金
・建築確認申請費
・着工金・地震歳、上棟式費用
・中間金
・建築費用
・建物登記費用(不動産登記や抵当権設定登記時に必要な登録免許税など)
諸費用・住宅ローンに関する費用(事務手数料、保証料、保険料など)
・税金関係
・司法書士に支払う費用
・引っ越し費用

上記では多くの人が発生するであろう費用です。上記以外にも発生する費用もあります。

また、費用には支払うタイミングや自己資金が必要なものなどがあるため、不動産会社か施工会社に事前に確認しておきましょう。

新築注文住宅の予算の決め方

新築注文住宅の予算は、重視するポイントと返済計画を考慮して決めることが大切です。予算を決めないまま、希望を施工会社に伝えてしまうと、予算オーバーとなってしまいます。

そのため、自分たちにとって建物本体と立地のどちらが大切なのか、優先順位を考えてみましょう。

内装や外装など建物にこだわりたい場合は、建築費用は3,000万円~4,000万円の予算が目安です。3,000万円以上の建築費用を確保しておくと、希望やこだわりを反映しやすいです。

土地の方が優先順位が高い場合は、土地代が高くなるため、建築費は抑えましょう。デザインなどにこだわらなければ2,000万円以下でも十分な家は建てられます。

条件にこだわらず、とりあえず費用を抑えて家を建てたい人も、建築費用は2,000万円以下で考えておくと良いです。新築注文住宅の予算配分は自分たちの優先順位と返済計画を考えて決めましょう。

新築注文住宅を建てる際に利用したい4つの制度

新築注文住宅を建てる際に利用したい制度は以下4つです。

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制度
国の補助金、助成金、給付金制度・子育てエコホーム支援事業
・給湯省エネ2024事業
・ZEHハウス実証事業
・地域型住宅グリーン化事業
・LCCM住宅整備推進事業
自治体の補助金、助成金制度・省エネ住宅への補助金
・解体費用助成金
・木造住宅の耐震建て替えの補助金
・同居、子育て支援補助金
・移住で家を建てる場合の補助金
減税制度・住宅ローン控除
・登録免許税の税率軽減
・印紙税の軽減
・不動産取得税の軽減
・固定資産税の軽減
・贈与税、住宅取得等資金にかかる非課税措置
優遇制度・住宅ローンの税率軽減
・保険料などの軽減

補助金、助成金、給付金とは、一定の基準や条件を満たした新築住宅の建築、購入した際に利用できる制度です。

対して、減税制度とは条件を満たした住宅の購入、建築で住宅ローンを組んだ際に、課税額が控除されたり、税金が減額になる制度です。

優遇制度とは、家を建てる際に一定の条件を満たすと、住宅ローンの金利を低くしたり、保険費用を安くできるものです。有利な条件で家を建てられるため、条件に当てはまる場合は活用しましょう。

ただ、上記の制度には予算の上限が定められているため、申請期間内でも利用できなくなってしまいます。他にも、申請時期や工期など気を付ける点があるため、注意しましょう。

新築注文住宅を建てる際の5つの注意点

新築注文住宅を建てる際の注意点は以下の5つです。

下記で詳しく解説していくので、後悔しない家づくりをするために把握しておきましょう。

①アフターサービスや保証内容を確認

新築注文住宅に住み始めてから、住宅や設備の定期点検が大切です。また、不具合が起こる可能性もあり、長く住むほどトラブルは増えてきます。

そのため、家を建てた後のアフターサービスや保証内容の確認も大切です。アフターサービスや保証内容には以下のようなものがあります。

  • 10年間の瑕疵保証
  • 定期メンテナンス
  • 地盤保証
  • 設備保証
  • 緊急サポート
  • シロアリ保証

アフターサービスや保証内容を確認する際は、保証期間の有無、費用はかかるのか、保証範囲などを確認しておきましょう。

②土地選びを慎重に行う

土地選びは慎重に行いましょう。土地には都市計画法に基づく建築制限が多くあります。代表的な制限は以下の通りです。

  • 用途制限
  • 建ぺい率・容積率
  • 日陰制限
  • 宅地造成規制

このような制限が土地に設定されている場合、理想の住宅を建てられるのか分かりません。場合によっては、建築不可の場合もあります。そのため、気になる土地を見つけたら、施工会社にこの土地でこんな住宅は建てられるのか質問し、判断してもらいましょう。

また上記の制限以外にも、以下のことを考えながら土地を選んでみてください。

  • 交通便
  • 施設との距離
  • 周辺環境
  • 自然環境
  • 日当たり
  • 地盤の状態

土地選びは、家に住み始めてからも影響します。施工会社の知識も活用しながら、慎重に土地選びを行いましょう。

③デザインだけでなく、住宅性能も考える

理想の住宅を作るとなると、デザインにこだわりたい気持ちも分かります。しかし、デザインにばかりこだわってしまうと、使い勝手が悪かったり、冷暖房効率が悪くなったりしてしまいます。

一般的に初期費用が安価なものは、ランニングコストやメンテナンス費用がかかるものが多いです。安さ重視で仕様を選び、後悔してしまっては意味がありません。

そのため、デザインだけでなく、住宅性能や使い勝手も考えて、家づくりをしましょう。

④使用する設備や建材を事前に確認する

家の天井や床、壁など使用する建材や設備を事前に確認するのを忘れないようにしましょう。確認する際は、サンプルなどではなく、なるべく使用されているものと同じものがおすすめです。取り入れた際の具体的なイメージがしやすいです。

とくに、天井や床、壁など仕上げに使用する材料は要チェックです。仕上げ材は色合いの微妙な違いが見た目に影響するため、実際に見てから取り入れましょう。

設備や建材を確認する際は、以下の点に気を付けてください。

  • 大きめのサンプルで確認する
  • 外装材は日光に当てて色味を確認する

色は面積が多かったり、光の当たり具合によって色味がかなり変わります。そのため、サンプルと現物に差が生じやすいです。差を少しでも小さくするために、必ず確認してから取り入れましょう。

⑤収納・配線・動線を考える

家づくりで後悔しやすい点として多いのが、収納や配線、動線です。そのため設計する際は、以下の点を考えながら進めてみてください。

  • 収納の位置
  • 収納の大きさ、用途
  • コンセントの位置、数、用途
  • 家事導線
  • 生活導線
  • 来客動線

これらは今住んでいる住宅と比べながら、イメージすると考えやすいです。今の住宅の良い点、不満点を書き出し、良い点を残しつつ、不満点を解消できるように設計していきましょう。

新築注文住宅を建てるなら建築工房櫓がおすすめ

出典元:建築工房櫓
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項目詳細
会社名株式会社スズケン
所在地千葉県船橋市宮本3-6-5
設立年月日1998年4月
公式サイトhttps://kenchiku-yagura.com/

新築注文住宅を建てるなら、建築工房櫓がおすすめです。建築工房櫓は自然素材を活用し、デザインと構造力に優れた家づくりを手掛けています。

過去に多くの注文住宅を手掛けており、知識や経験が豊富です。無駄な費用をかけず、素材やデザインなど予算内に収まる範囲で、プラスアルファの提案をしてもらえるため、理想の住宅が作れます。

オープンハウスやカタログ、相談など無料で実施しているため、注文住宅を建てようと考えている方は相談してみてください。

①白×シルバーの家

出典元:建築工房櫓
出典元:建築工房櫓
出典元:建築工房櫓

こちらはスタイリッシュな外観とリンクするように、内装もクールなイメージで設計されています。LDKの窓に水平方向へ伸びる小さな棚が、お気に入りの雑貨を飾れるような仕掛けになっているのもこだわりです。

浮かぶように作られた書斎カウンターとともに、空間に遊び心が加えられています。

②スキップフロアがある家

出典元:建築工房櫓
出典元:建築工房櫓
出典元:建築工房櫓

こちらはスキップフロアが魅力的な住まいです。3面道路の高台の土地なので、1階がスキップフロアとして計画されています。2階には1階よりも小さいという平面計画を利用し、大きなバルコニーが配置されているのもポイントです。

公園側に伸ばした外壁とともにリズム感あるファサードが作られています。

以下の記事では建築工房櫓の口コミや評判、会社の特徴や施工事例を紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

まとめ

本記事では、新築注文住宅について、特徴や費用の内訳、予算の決め方などについて解説しました。他にも、予算別に特徴や、利用できる補助金も紹介しています。

補助金や減税制度などを利用することでお得に理想の家づくりができるため、内容を把握しておくことが大切です。家づくりで後悔しないためにも、上記で紹介したことを参考に理想の家づくりを進めてみてください。

また、最後には新築注文住宅を建てるのにおすすめの施工会社を紹介しています。気になる方は利用を検討してみてください。

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