近年、注文住宅を建てる方が増えています。しかし、完成後に失敗・後悔したと感じるケースは少なくありません。なぜなら、ほとんどの人にとって家づくりは初めての経験だからです。
何度も経験できるのであれば、失敗を活かせますが、注文住宅は人生でそう何度も建てることはできません。そのため、失敗や後悔を避け、満足度の高い注文住宅を建てるためには、コツを知り、それを参考に設計していくことが必要です。
そこで、本記事では注文住宅で失敗しないための4つのコツから設計を上手く進めるポイントまで解説していきます。これから注文住宅を建てる際の参考にしてみてください。
また、以下の記事では船橋市でおすすめの住宅メーカーを紹介しますので、会社選びでお悩みの方はぜひ一度お読みになってみてください。
注文住宅で失敗しないためのコツ4つ
さっそく、注文住宅を建てる際に失敗しないための以下4つのコツを紹介します。
下記で詳しく解説していくので、注文住宅を建てる際の参考にしてみてください。
①家を建てる目的を明確にする
家を建てる際、闇雲に要望や理想を考えていくと、叶えたい項目が増えていくだけで、話がまとまりません。まずは、家を建てる目的を明確にしましょう。
今住んでいる家の不満や必要なもの、理想や要望を考えると、優先順位が見えてきます。優先順位が分かると、何が必要で、何を削除すべきなのかが分かるため、スムーズに家づくりを進められます。
また、間取りに関しては、将来リフォームできるものもあります。優先順位を付け、将来リフォームできるものに関しては、優先順位を下げるのも1つの方法です。
家族内で意見を出し、優先順位をきめ、後悔のない注文住宅を建てましょう。
②入念な打ち合わせ
注文住宅を建てる際は、施工会社との打ち合わせが必須です。打ち合わせ時に、要望や理想、思い描いているイメージを具体的に伝え、それを踏まえたプランを提案してもらうことが、理想の注文住宅を建てるコツです。
イメージを具体的に伝える際は写真や絵、モデルハウスなどを見せると、スムーズです。良いと思ったものがあれば、集めておきましょう。
また、打ち合わせでゾーニングしてもらうと、より具体的なイメージが共有できます。
ゾーニングとは、目的が似ている部屋やエリアをブロックにしてまとめることです。LDKや水回り、和室、玄関などの要素をざっくり配置してみてください。
要望を伝えるときは、理由も添えて詳しく伝えるのがポイントです。そうすることで、自分たちでは思いつかないような工夫を取り入れてくれるかもしれません。
③余裕のある資金計画
施工会社との打ち合わせに進む前に、資金計画を立てておくことが大切です。注文住宅は設備や建材の内容やグレードに応じて価格が大きく変わります。そのため、予算が明確でないと、選択肢の幅が広く、打ち合わせが長引いてしまいます。
住宅ローンを利用する方は、打ち合わせを始めてから相談する場合が多いですが、あらかじめ月々支払える金額や頭金の金額などを家族内で相談し、予算の上限を明確にしておきましょう。
また、注文住宅には、土地代や建築代だけでなく、税金や登記費用、保険料など諸費用が発生します。これらの諸費用は住宅購入価格の5%~10%が目安です。予算の中にこれらを含めるのを忘れないようにしてください。
着工してから追加費用が発生する可能性もあるため、資金計画では、余裕を持たせておくと安心です。
④ゆとりを持たせたスケジュール
注文住宅では、決めないといけない、しないといけないことが多いです。最低でも1年はかかります。
住み始めたいタイミングがある場合は、その時期から逆算し、ゆとりのあるスケジュールを組むことが大切です。そうしなければ考える時間が足りず、土地や設計で妥協しないといけない恐れがあります。
また、着工後に想定外の追加工事が発生したり、天候によって進行が遅れたり、建材の仕入れが遅れたりなど、予定が遅れることも想定しておきましょう。
注文住宅の設計を上手く進める5つのポイント
上記では、注文住宅で失敗しないためのコツを紹介しました。ここでは、イメージをもとに、設計をスムーズに進めていくコツを以下5つ紹介していきます。
下記で詳しく解説していくので、注文住宅の設計をスムーズに進める参考にしてみてください。
①動線を考える
動線を考える際は、生活動線、家事動線などを考えることが大切です。間取りを大まかに分けると以下のものがあります。
- 生活動線
- 家事動線
- 通勤動線
- 衛生動線
- 来客動線
家に帰ったらどんな動きをするのか、家事はどんな順番でするのかなど、動線を考えてから間取りを決めると、家事や生活のストレスが軽減します。
また、家事動線と生活動線の優先順位は高いですが、来客動線も意識するのがポイントです。来客時に家族の移動が自由にできなかったり、生活空間が見られてしまうなどの可能性があるため、配慮する必要があります。
上記の動線の中から、優先度の高いものから考えてみてください。
②玄関の位置を決める
玄関は間取りを決める上で、重要な要素です。まずは、注文住宅を建てる土地がどんな道路に面しているのか確認しましょう。その際、道路から玄関までの動線も考えておくと良いでしょう。
玄関は家庭によりますが、靴以外にも自転車やアウター、ペットの散歩道具など置く方もいるでしょう。家族の人数や持っている靴の数によっては大きな靴箱も必要です。
そのため、玄関には、ウォークスルー型クロークや土間収納などを設けるのも良いです。これらのことを考慮し、玄関スペースを広めに設計しておくことをおすすめします。
③土地や周辺の環境を考える
土地や周辺の環境を考えるのも設計を上手く進める上で大切な要素です。外から目につきやすい部分はその対策を施さないといけなかったりなど、プライバシーや方角などは間取りに影響します。
車や人通リが多い道路に面している場合は、騒音対策も必要です。日当たりが良い場所をリビングに、日当たりが悪い場所はお風呂やトイレ、収納などにすると、土地や周りの環境を活かした間取りにできます。
④日当たりや風通しを意識する
日当たりや風通しは、家での生活の快適性に影響します。リビングや寝室など快適性が重要な部分はこれらの点を重視することが必要です。
お風呂やトイレなどの水回りは、リビングや寝室ほど優先順位が高くないため、日当たりや風通しが良くない場所でも問題ないでしょう。これらのことを踏まえて、間取りを考えてみてください。
⑤将来も見据えた間取り
家づくりは現在だけでなく、将来も見据えることが必要です。ライフステージを考えておかないと、後悔してしまう原因です。数年後、「子ども部屋を仕切れるようにしておけばよかった」「バリアフリー仕様にしておけば良かった」などと後悔する方も多いです。
また、将来勤務先が変わる可能性もあります。今住みたい家や環境にこだわることも大切ですが、将来についても考えながら家づくりを行うことを忘れないでください。
家づくりをする際は、5年後、10年後、30年後、子供が巣立った後、老後など想定できるものごとをイメージしておきましょう。
注文住宅を建てるなら建築工房櫓がおすすめ
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社スズケン |
所在地 | 千葉県船橋市宮本3-6-5 |
設立年月日 | 1998年4月 |
公式サイト | https://kenchiku-yagura.com/ |
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まとめ
本記事では、注文住宅で失敗しないためのコツや、設計を上手く進めるポイントを解説してきました。
理想や要望を取り入れた注文住宅を作るためには、イメージを具体的にし、それを施工会社に共有することが重要です。本記事では、具体的にしたイメージをもとに、設計をスムーズに進めていく方法も紹介しました。
注文住宅は初めて経験する方がほとんどだと思います。建てた後に後悔、失敗したということにならないよう、本記事を参考に、理想の注文住宅を作りましょう。
また、最後には注文住宅を建てるのにおすすめの施工会社を紹介しています。気になる方は利用を検討してみてください。