自然素材を使用した家の魅力とは?施工事例からおすすめの会社まで

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自然素材は注文住宅で欠かせない素材のひとつです。自然素材の種類は数多くあり、それぞれ特徴が異なります。

すべて取り入れれば良いわけでなく、適材適所に使用するのがポイントです。自然素材の間違った使い方をするとデザインにまとまりがなくなり、ダサい家になる可能性があります。

そこでこの記事では、家に使用される自然素材の特徴と自然素材を使用した施工事例を解説します。自然素材を使用してデザイン性の高い家にするためにも、この記事をチェックしてみてください。

また、以下の記事では船橋市でおすすめの住宅メーカーを紹介しますので、会社選びでお悩みの方はぜひ一度お読みになってみてください。

目次

自然素材を使用した家の魅力とは

自然素材を使用した家は素材が持つ機能によって、さまざまなメリットを得られます。

自然素材によって得られるメリットは以下が挙げられます。

  • 無垢材の調湿機能により一年を通して快適な温度で過ごせる
  • 結露が発生しにくくカビやダニが発生しにくい
  • 断熱性に優れており夏は涼しく冬は暖かい
  • シックハウス症候群になりにくい
  • 温もりを感じられる
  • 消臭効果や素材の香りでリラックス効果を得られる
  • 耐久性が高く長持ちする

一年を通して快適に過ごせる空間になるのは魅力的なポイントのひとつと言えるでしょう。自然素材が持つ特有の香りや肌触りはリラックス効果や温もりが感じられ、心地よく過ごせます。

自然素材の種類によって特性が異なるため、上記以外のメリットを得られる場合もあります。

家に使用される自然素材とは

家に使用される自然素材は主に以下の6つが挙げられます。

それぞれの特徴を把握して、どの素材が理想の家に最適かの参考にしてみてください。

無垢材

無垢材は丸太から切り出した木材をそのまま使用する素材のことです。色合いや風合い、温かみは集成材や化学建材とは異なり、年数が経つに連れて深みが増していきます。

調湿機能があり一年を通して適度な湿度に保ってくれます。熱伝導率も低いため、建物の断熱性が高くなるのもポイントです。

無垢材は主に天井やフローリング、柱などに使用されます。

杉材

国産の杉材は、軽量でありながら適度な強度を持ち、加工のしやすさと美しい木目が特徴です。特に湿気に強く、調湿効果に優れているため、日本の高温多湿な気候に適しています。

また、独特の香りには防虫・防カビ効果があり、空気清浄効果も期待できます。価格も比較的安価で、サステナブルな建築材料として注目されています。

住宅の構造材から内装材まで幅広く使用され、特に天井材や壁材として使用した場合、温かみのある空間を演出できます。

桧材

桧材は、高い強度と耐久性、防腐・防虫効果を持つ高級建材として知られています。特に水回りでの耐久性に優れ、独特の香りには抗菌・消臭効果があります。

また、美しい木目と色合いを持ち、時間の経過とともに深みを増す特徴があります。昔から神社仏閣の建築材料として重用されており、その高級感と品格のある風合いから、住宅の床材や柱材として人気があります。

年月とともに味わいが増し、長く使い続けることができる素材です。

珪藻土

珪藻土は単細胞の藻の殻が積もってできた土のような素材です。耐火性に優れており、火に強い家づくりをしたいときに用いられます。

珪藻土にも調湿機能があり、室内の湿度を適度に保ってくれます。吸水性も高く、壁に珪藻土を使用すると結露が発生する可能性を大幅に下げられるのも特徴です。

消臭効果にも期待でき、空間の嫌な臭いを消してくれます。家づくりにおいて珪藻土は内装の壁に使用されることが多いです。

漆喰

漆喰は石灰に粘土などを混ぜた自然素材です。古くから壁に使用されており、壁材としは5,000年以上の歴史があります。

漆喰はデザイン性にも優れているため、和や洋どちらのデザインにも対応できます。アルカリ成分が強い漆喰はダニやカビを発生させにくくしてくれるのが特徴です。

防音効果も高く気密性に劣りやすい木造住宅でも、外部への音漏れを防げます。一般的に漆喰は家の外壁や内壁に使用されます。

シラス壁

シラス壁は火山から出たマグマが冷やされて蓄積されたシラスを原料とした素材です。シラス壁が内装に使用され始めたのは10年ほど前と、比較的新しい素材と言えるでしょう。

シラス壁は消臭効果や調湿効果、除菌効果があり、空気清浄機の変わりをしてくれます。空気中の有害物質を軽減させる効果もあるため、シックハウス症候群を防いでくれるのもポイントです。

ホタテ壁

ホタテ壁はホタテの貝殻から作られた素材です。一般的な漆喰よりも調湿機能に優れており、空間の湿度を一定に保ってくれます。

有害物質を吸着する機能も備わっているため、シックハウス症候群を軽減してくれるのもポイントです。

ホタテの貝殻特有の光沢が上品な質感を演出し、高級感のある空間にしてくれます。捨てられた貝殻から作られるため、環境に優しい素材であるのも魅力でしょう。

天然リノリウム

天然リノリウムは、亜麻仁油に石灰岩や木粉などを混ぜて作る素材です。

近年注目されてきた自然素材で、キズやへこみに強い耐久性の高さに定評があります。燃えにくい性質もあり、耐火性にも優れています。

抗菌作用も備えており、インフルエンザやノロウイルスなどの増殖を抑制できるのもポイントです。家づくりでは主に床材として利用されます。ナチュラルなデザインにしたい方にぴったりな素材です。

竹は、驚異的な成長速度と高い強度を持つ環境配慮型の建材です。軽量でありながら鋼鉄に匹敵する強度を持ち、耐久性と弾力性に優れています。

また、独特の美しい模様と光沢があり、装飾材料としても人気があります。特に竹材は空気浄化作用があり、湿度調整にも優れています。

近年は、フローリングや壁材、建具など、様々な形で住宅に取り入れられ、和モダンな空間づくりに活用されています。

和紙

和紙は、こうぞ、みつまた、がんぴなどの植物繊維を原料とする伝統的な素材です。光を柔らかく透過させる特性があり、独特の風合いと質感で空間に温かみをもたらします。

また、優れた調湿効果と通気性を持ち、室内環境の改善に貢献します。障子紙や照明器具のシェード、壁紙など、様々な用途で使用され、現代の住宅でも和モダンなインテリアエレメントとして注目されています。

耐久性も高く、適切な管理で長期間使用できます。

自然素材を使用した家の事例

自然素材を使用した以下5つの施工事例をチェックしておきましょう。

施工事例をチェックしておくと、自然素材の使用方法がわかりやデザイン案が浮かびます。

フレームキッチンのある家

出典元:建築工房櫓
出典元:建築工房櫓
出典元:建築工房櫓

広々とした玄関ポーチと現代アートのような外観が特徴的な注文住宅です。LDKのフローリングには無垢材が使用されており、温もりのある空間を演出しています。

コの字型で囲まれたバルコニーはプライバシーが保護され、プライベートな空間となっています。キッチンからリビングやバルコニーが見える配置になっており、お子さんを見守れるのもポイントです。

オープン階段を採用し、玄関から入るとすぐに空間の広さを感じられるようになっています。自然素材を使用しデザイン性と機能性を備えた家にしたい方にぴったりです。

ひだまりのある家

出典元:建築工房櫓
出典元:建築工房櫓
出典元:建築工房櫓

白を基調とした外観に無垢材を取り入れてモダンなデザインに仕上がっている注文住宅です。ダイニングにはキッチンに対面した大型のベンチを造作し、カフェのような空間を作り出しています。

無垢材を使用したフローリングとベンチが上手くマッチしています。ダイニングから出入りできるウッドデッキでは、BBQや夜空を見ながら食事をできるのが魅力です。

2階の廊下の無垢材で作られたワークスペースは、家族の声を聞きながら作業できます。自然素材とアウトドアを掛け合わせたデザインにしたい方にぴったりです。

景色と暮らす家

出典元:建築工房櫓
出典元:建築工房櫓
出典元:建築工房櫓

白を基調とし、セメントとウリン材が絶妙なコントラストを表現している外観が特徴的な注文住宅です。LDKには明るい色の無垢材を採用し、ナチュラルな空間に仕上がっています。

キッチンはアイランドキッチンを採用し、回遊がスムーズで家事動線も考えられています。ダイニングからは外の景色が見えるようになっており、外で食事をしている感覚を味わえるでしょう。

大開口からつながるウッドデッキも広々としていて、BBQや水遊びを楽しめます。外の景色を楽しめるデザインにしたい方にぴったりです。

優艶な棲家

出典元:建築工房櫓
出典元:建築工房櫓

JR駅近くの密集した住宅地に建つオーナー住戸付き賃貸住宅は、最上階にオーナー住戸を配置し、採光・通風・プライバシー・セキュリティーに配慮した計画となっています。

LDKを手前に配置することで、家族の気配を感じながらも、来客時にはプライベートエリアを通ることなく招待できる工夫がされています。隣接する広めのバルコニーは、快適な住環境を確保する重要な役割を果たしています。

また、板目や柾目を使い分けた木材と石目タイルのコントラスト、適度に配置された黒のアクセントにより、モダンでありながら和の趣も感じられる上質な空間を実現しています。

「緑」と暮らす住まい

出典元:建築工房櫓
出典元:建築工房櫓

「緑に囲まれた暮らし」をコンセプトに、南側の緑地斜面と調和する2階建ての住まいが西習志野に完成しました。北側を閉じ、南側に開放的な設計とすることで、2階のLDKからは豊かな緑を一望できます。

特に天井の高いリビングからは、広がる自然の景観を存分に楽しむことができます。アウトドアリビングを設けることで、さらに緑との一体感が増し、住まう家族に心地よい安らぎの時間を提供します。

自然との調和を大切にしながらも品格のある佇まいを実現し、緑豊かな環境を最大限に活かした上質な住空間となっています。

自然素材を使うメリット

自然素材を使用した住宅は、化学物質の使用を抑えることで健康的な住環境を実現し、素材本来の特性による快適性も期待できます。また、自然の温もりを感じられる空間は、心身のリラックス効果も高く、長く愛着を持って暮らせる住まいとなります。

健康への配慮

化学物質を極力使用しない自然素材の活用は、シックハウス症候群のリスクを大幅に低減します。

特に木材や珪藻土などの自然素材は、有害物質を放出することがなく、空気清浄効果も期待できます。アレルギーやアトピーなどの症状がある方にも安心な住環境を提供し、子育て世代にも人気です。

また、自然素材特有の調湿効果により、カビやダニの発生も抑制され、より健康的な住空間を実現できます。

快適な住環境

自然素材の持つ優れた調湿効果と断熱性能により、一年を通して快適な室内環境を維持できます。木材や土壁は湿度を適切にコントロールし、夏は涼しく冬は暖かい空間を作り出します。

また、結露の防止にも効果的で、建物の耐久性向上にも貢献します。さらに、自然の通気性により空気の流れが生まれ、新鮮な室内環境を保つことができます。

自然の温もり

自然素材特有の質感や風合いは、視覚や触覚など五感に心地よい刺激を与え、リラックス効果をもたらします。木材の温かみや土壁のやわらかな質感は、住む人に安らぎを提供し、時間とともに味わいが増していきます。

また、季節や時間による表情の変化も楽しめ、自然と共に暮らす豊かさを実感できます。

自然素材を使うデメリット

自然素材の使用には、高いコストやメンテナンスの手間、適切な施工業者の選定など、いくつかの課題があります。

これらを十分に理解し、計画的に対応することが重要です。

コストが高い

一般的な建材と比較して、自然素材は材料費が20〜30%程度高くなる傾向があります。特に無垢材や珪藻土など、高品質な自然素材は価格が高額になります。

また、施工にも特殊な技術や時間が必要となるため、工事費も増加します。ただし、耐久性が高く長期的な視点では経済的なメリットもあり、初期投資の価値は十分にあると言えます。

メンテナンスが必要

自然素材、特に無垢材などは定期的なメンテナンスが欠かせません。木材のワックスがけや塗り直し、土壁のメンテナンスなど、継続的なケアが必要です。また、経年変化による色の変化や傷、汚れへの対応も必要となります。

これらのメンテナンスには時間と費用がかかりますが、適切なケアにより素材の魅力を長く保つことができます。

施工業者の選定が重要

自然素材の扱いには専門的な知識と技術が必要です。そのため、これらの素材に精通した施工業者を選ぶ必要があり、選択肢が限られる場合があります。

また、施工方法や仕上がりの品質にばらつきが出やすいため、実績や評判の確認が重要です。信頼できる業者を見つけるには時間と労力がかかりますが、完成度の高い仕上がりのために欠かせない工程です。

自然素材の注文住宅を依頼するときの注意点

注文住宅選びで失敗しないためには以下の3つに注意する必要があります。

  1. 自分の予算に合った家づくりをしてくれる
  2. アフターフォローや保証期間が充実しているか確認する
  3. 担当者の質はどうか

1.自分の予算に合った家づくりをしてくれる

まず最初の注意点は、自分の予算に合った家づくりをしてくれるかどうかです。お客様の予算の中で、注文住宅の会社がどれだけ良いものを提案できるかによって、会社の質がわかります。

また、プロの観点から見て、お客様の要望を叶えるためには予算オーバーする可能性もあります。

予算オーバーをしっかり伝えることができるか。また、できるだけ理想に近づけるための提案をできるかで、家づくりは変わってきます。

その注文住宅会社がしっかりとお客様のことを思って対応してくれるかどうかの判断として、お金の部分は非常に大切です。

そのため、しっかりその予算にも応じた家づくりをしてくれるところを選びましょう。

2.アフターフォローや保証期間が充実しているか確認する

次に注意することは、アフタフォローや保証期間が充実しているかどうかです。法律で国から、住宅の引き渡し後10年間は保証をつけることを義務付けています。

お客様が不安なのはその10年後の話です。見るべき点は10年をすぎた後でもしっかりと別の保証がついているかどうか。また、メンテナンスなどのアフターフォローがあるかどうかをしっかり見ましょう。

それがあるかないかで、今後の暮らしも変わってくるので注意が必要です。

このように、しっかりとしたアフターフォローや保証期間があるところを選びましょう。

3.担当者の質はどうか

3つ目は担当者の質はどうかです。家づくりで重要になってくるのが、いかに自分の理想となる家作りができるかどうかです。

家づくりをするためには、担当してくれる方とのコミュニケーションで自分の要望を伝えないといけません。

自分たちの要望をしっかりヒアリングしてくれ、プロの観点から提案やアイディア出しを行うことでお客様も安心します。

そのため、どんなお客様に対しても親身になってくれる担当者かどうかで家づくりの出来も左右されます。このように、家づくりでは担当してくれる人の質も大切なのです。

自然素材を使用した注文住宅を建てるなら建築工房櫓がおすすめです

出典元:建築工房櫓
スクロールできます
項目詳細
会社名株式会社スズケン
所在地千葉県船橋市宮本3-6-5
設立年月日1998年4月
公式サイトhttps://kenchiku-yagura.com/

自然素材を使用したおしゃれなデザインの注文住宅を建てるなら建築工房櫓がおすすめです。

建築工房櫓は自然素材を使用したデザイン性の高い家づくりを得意としています。予算内でできる想像以上のプランを提案してくれるため、理想の家を実現できるでしょう。

家に使用する素材のメリット・デメリットも教えてくれます。適切な部分に自然素材を採用した家づくりが可能です。耐震性や断熱性に優れた住宅性能が標準仕様になっており、快適に安心して過ごせる家が建てられます。

定期点検や安心サポートなどアフターフォローや保証も充実しているため安心です。自然素材を利用してデザイン性の高い家づくりを希望している方は、建築工房櫓に相談してみてください。

以下の記事では建築工房櫓の口コミや評判、会社の特徴や施工事例を紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

まとめ

自然素材は種類によって特性が違い、空間にもたらすメリットが異なります。特に、注文住宅によく使用される無垢材は、調湿機能や断熱効果などさまざまなメリットを空間にもたらしてくれます。

自然素材は予算に合わせて適材適所に取り入れることが重要なポイントです。自然素材の特徴を把握した上で、理想の家づくりに必要な素材を選んでみてください。

この記事を参考にして、自然素材を使用した家づくりを成功させましょう。

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