注文住宅の第一印象を決めるのは外観です。魅力的な外観を作れると日々の暮らしが楽しくなるでしょう。外観を決めるのは簡単に思われやすいですが、コンセプトや理想のデザインからズレやすいです。
ただし、外観にこだわり過ぎると予算オーバーを起こしやすく、なかなか決まらない可能性があります。
そこでこの記事では、注文住宅の外観を決める手順や外観決めで失敗しないポイントについて解説します。注文住宅で納得のいく外観にするためにも、この記事をチェックしてみてください。
また、以下の記事では船橋市でおすすめの住宅メーカーを紹介しますので、会社選びでお悩みの方はぜひ一度お読みになってみてください。
注文住宅の外観を決める手順
注文住宅の外観を決める際は、以下4つの手順を踏みます。
それぞれの手順を把握して、スムーズに外観を決められるようにしましょう。
外観のデザインとコンセプトを決める
注文住宅の外観を決める際は、最初にデザインとコンセプトを決めましょう。コンセプトは家のイメージで、高級感のあるリゾート風や和モダン、北欧風などが挙げられます。
コンセプトが決まったら、理想のデザインをインターネットやSNSなどで探しておくと設計する際に便利です。
家の形状を決める
注文住宅のデザインとコンセプトが決まったら、外観の形状を決めていきます。家の形状は土地の広さや形状、建築基準法などの法律によって左右されるため、条件と照らし合わせながら決めることが重要です。
家の形状には、1階と2階が同じ床面積の2階建てやコの字型の平屋、2階の床面積を広くしたオーバーハングなどさまざまな種類があります。住宅メーカーができる形状とできない形状もあるため、住宅メーカーとも話し合って決める必要もあります。
屋根の形を決める
家の形状が決まったら、屋根の形を決めていきます。屋根の形は以下の5種類があります。
- 切妻屋根
- 招き屋根
- 片流れ屋根
- 陸屋根
- 寄棟屋根
屋根は注文住宅の外観のデザインやコンセプトに合わせたり、雪が降る地域かどうかでも変わってきます。シンプルなデザインの注文住宅にする場合は、切妻屋根がぴったりでしょう。切妻屋根は本を半開きにして乗っけたような屋根です。
おしゃれな外観にする際は、片流れ屋根や陸屋根が用いられるケースが多いです。陸屋根は勾配のないフラットな屋根のため、屋上のスペースを有効活用できるだけでなく、見た目も高級感のあるモダンなデザインになります。
外壁や屋根に使用する素材を決める
外壁や屋根に使用する素材は外観の雰囲気を左右するため、理想のデザインやコンセプトに合わせて選ぶことが重要です。
モダンな外観にしたい方は、サイディングがおすすめです。サイディングは価格が安く色やデザインも豊富なため、幅広いデザインやコンセプトに対応できます。
和テイストやナチュラルな外観にしたい方は、モルタルが最適でしょう。モルタルは施工者によってデザインが変わりますが、味わいのある外観が作れます。
北欧スタイルやレトロ風な外観にしたい場合は、タイルがぴったりです。外観にタイルを取り入れるだけで、高級感や重厚感のある雰囲気を作り出せます。
注文住宅の外観決めで失敗しないポイント
注文住宅の外観決めで失敗しないためには以下の4つを押さえておきましょう。
それぞれのポイントを把握しておくと、納得のいく外観が作れます。
流行に流されないようにする
注文住宅にはコンセプトや色、形状などさまざまな流行があります。流行に合わせた外観作りをすると、注文住宅を建てて数年で飽きる可能性が高いです。
流行が過ぎると古いデザインの外観になり、魅力がなくなるでしょう。外観のリフォームは高額な費用が必要となるため、すぐに変えないデザインにする必要があります。
部分的に流行を取り入れるのはいいですが、流行に合わせた家づくりは避けるべきでしょう。
色選びに気をつける
注文住宅の外観で失敗しないためには、色選びも重要です。外観の色が統一されていないとごちゃごちゃした印象になり、周囲と比べて浮く可能性があります。
外観に使用する色は多くても3色以内に収めて、統一感を出しましょう。また、周辺の家や街並みに合わせた色を選ぶと調和され、周辺とマッチした外観になります。
コンセプトでブレないようにする
注文住宅の外観でよくあるのがコンセプトのブレです。住宅メーカーが提供する外観の参考を見ていくうちにコンセプトからかけ離れた外観になりやすいです。
コンセプトとズレた外観にすると、屋根の形状や外装に使用する素材、内装などすべてを見直す必要があり手間がかかります。注文住宅が建った後にイメージと違って後悔するケースも多いため、注意しましょう。
外観づくりをする際は、外観のコンセプトを中心に考えてみてください。
窓の種類や配置にこだわる
窓の配置も注文住宅の外観を考える上で重要なポイントです。北欧スタイルの外観にしたい場合は大開口の窓や上げ下げ窓を採用すると雰囲気が出ます。
高級感のある外観にする場合は、窓を家の正面に設けず窓がないようにみせたり、縦滑り出し窓を採用したりするといいでしょう。窓の種類や配置によって印象が変わるため、窓もこだわって決めるようにしてみてください。
オシャレな注文住宅の外観3選
ここでは、オシャレな注文住宅の外観3つを紹介します。
それぞれの外観を参考にして、独自のオシャレな外観を作り出してみてください。
ビルトインガレージのある家
ビルトインガレージを設けているモダンな印象の外観です。オーバーハングの形状を取り入れ、オシャレな雰囲気を演出しています。
玄関が正面でなく横についていることで、スッキリとした印象になっています。窓も正面には1つと少なく、かわいさとかっこよさが合わさった外観に仕上げているのが特徴です。
曖昧が緩やかにつながる家
白で統一された外壁と黒で統一された外壁が組み合わさった外観が特徴的です。いびつな形状がモダンな雰囲気を演出しており、窓がないことでスッキリとした印象になっています。
庭がある方の外観はオシャレな会社をイメージさせるデザインで、非日常感を出しています。和とモダンが融合した縁側のようなウッドデッキがポイントです。
アウトサイドリビングのある家
目隠しルーバーが印象的で他の家とは違う独特な雰囲気を演出している外観です。目隠しルーバーはオシャレなだけでなく、視線を遮りながら採光を取り込んだり防犯性を高めたりしてくれます。
全体的に黒を基調としてシックな落ち着きのあるスタイリッシュモダンに仕上がっています。陸屋根を採用して高級感のある屋根にしているのもポイントです。
オシャレな外観の注文住宅を建てるなら株式会社スズケンがおすすめ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社スズケン |
| 所在地 | 千葉県船橋市宮本3-6-5 |
| 設立年月日 | 1998年4月 |
| 公式サイト | https://kenchiku-yagura.com/ |
千葉県でオシャレな外観の注文住宅を建てるなら株式会社スズケンがおすすめです。株式会社スズケンが手がける「建築工房櫓」は、高級感のあるモダンなデザインの外観を得意としています。
濃い色を基調としたスタイリッシュなデザインや白を基調としたナチュラルなデザインまで幅広く対応してくれるのがポイントです。営業や設計士が工夫を凝らして家づくりを一緒にしてくれるため、予算オーバーすることなく理想の家づくりができます。
住宅性能は断熱等性能等級4相当と耐震等級3相当が標準仕様となっており、1年を通して快適に過ごせるだけでなく、大規模な地震にも耐えられます。オシャレな外観と高い住宅性能を求めている方は、株式会社スズケンに相談してみてください。
また、以下の記事では建築工房櫓の口コミや評判、会社の特徴や施工事例を紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ
注文住宅の外観は、デザインやコンセプトを決めることから始めましょう。コンセプトが決まると、家の形状や屋根の種類、窓などがスムーズに決められます。
外観を決める際は、流行に合わせず統一感のある配色にする必要があります。ただし、外観にこだわり過ぎると予算オーバーになる可能性があるため注意が必要です。予算内で理想の外観を作るには、設計士にアドバイスをもらうといいでしょう。
この記事を参考にして、納得のいく注文住宅の外観づくりをしてみてください。
